トルコからアイを込めて!

◆今日、無事に帰国いたしました。様々なハプニング(奇跡)と共に・・・。

まず、この場をお借りして、この旅が実現できたことをココロより感謝いたします。『有り難う御座いました』

そして、蝶の谷でのレインボー・バタフライ・キャンプは、最高(絶好蝶)でした。

選ばれた子どもたち15人と共に、本当に感動的なWAを展開すると事が出来ました。参加してくれた子どもたちは小学生4,5年生。

みんな好奇心の塊のような子どもたちばかりでした。まるでもうデモクラティックスクールがそこにすでにあるかのようでした。

今回は保護者、PTAの代表の方々も参加されていました。大人たちも、口出しせず、結構、ミーティングの進め方に関心を持ち、協力的でした。

ファシリテーターはいのりちゃんでした。議題のシンを通した、すばらしいミーティングが展開されました。こどもたちが出し合った沢山の「夢」と日本からの参加者の「夢」が融合しあっていきました。

信じられないような流れを産み出しました。トルコの子どもたちは、本当に無邪気で、素朴、純粋でした。それに輪を掛けたような大人たち。もう完全に子どもに戻っておられました。

子ども以上に、ワークやイベントを楽しんでおられました。最後までやり続けていたのは、ほとんどが大人でした。

虹のクジラも、大盛況でした。ボクたちを取材に来られた人たちも巻き込んで、総勢30名ほどの大人や子どもたちで13mの虹のクジラを完成させることが出来ました。

最初は、ボク一人でずーっと線を引き、型を決め、シャベルで掘っていました。そこへ一人。また一人。しかし数人でした。13mを考えると気が遠くなる思いでした。一瞬、7mにしようかと頭によぎりましたが、

すぐに思い直し、最初に決めていた13mにチャレンジすることにしました。そのとたんに、参加する人が増えていきました。

@ウェッブサイト(英語)に記事があります。下記のアドレスからご覧ください。
http://www.oludenizpost.com/haberdetay.asp?id=2307
 

◆お陰様で、トルコでのレインボー・バタフライ・キャンプへの招待は実現いたしました。

ご支援くださった方々に、こころから感謝いたします。その真心が本当に嬉しかったです。

予算的にも、子どもたちの移動費、宿泊(2泊)+食費(2日)をカバーすることが出来ました。いただいた貴重な支援金の残りは、”レインボー・キャンプ支援金”として次回の集いに回させていただくことに決まりました。

*次回はどこで開催されるか未定ですが、タイで来年実施する運びになるかもしれません。

☆ミーティングでは本当にいろいろな学びがありました。大人も子どもも同じ輪の中(ルール)の中で話し合います。

 大人たちは、今までのように大人たちの都合で、「それは無理!」と判断し指示します。そして、いきなり途中から介入してきます。

無理かどうかを子ども達自身で判断する前に、決められてしまうのです。

ファシリテーターはそれらの決め付け(思考)とはぶつからずに、このキャンプの趣旨とルール(考え方)をストレートに伝えました。

ある時、朝の散歩がPTAの代表から告げられ、ファシリテーターはそれも議題の一つなので出して下さいと伝えました。苦笑いしながら、その事は受け入れかけましたが、最後に、とうとう「それをするのは義務だ」と言い出しました。

しかし、子どもたちの中の何人かは、大人の意見には従わず、自分の意志を伝え、それを行動(行為)として表現しました。

本当に感動的でした。きっと勇気がいったことでしょう。どの子も自分の決めたテーマ(夢)は、責任を持ってやっていました。時には他のイベントに熱中しすぎて、自分の発振したものを忘れてしまう子もいましたが、

うまい具合にそのイベント(活動)を待っている子によって、遅れてでも実現しました。

まさにデモクラティックの原点のようなキャンプでした。

なぜ、サドベリーバレースクールが大人(=親)をミーティングに入れないのか、よーく納得出来ます。

トルコにも、シンのデモクラティックの種が蒔かれた感じがしました。子供たちのこころのフィールドに蒔かれた種は、自分で摘み取らない限り決して無くなることはないでしょう。

   うーたん@7@

  つづく・・・

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