◆昨日から、突然、読み始めました。
今から27年ほど前、この本がボクの目覚めを加速・促進させてくれました。
7歳に死への問いを抱いてから、長い長い?旅路の果てに出会った書物でした。
しかもアメリカでです。ボクが25歳の時でした。
どれほど、生きている事が在り難い事か!シンの人間の価値を思い知らされました。
そして、すべてを手にすることが出来たのです。
今で言えば、”ゼロ”です。
そのことをボクは、「悟り」「目覚め」と言う言葉でしか知りませんでした。
いずれにせよ、本当の自分と出会えたのです。無常の歓びでした。
もう何も要らないと思えました。生きているだけで十分と!
お釈迦さまが歩まれた『道』は、そのエッセンスにおいて、すべてのもの達がいずれは通るであろう道だと思います。タマシイの進化への『道』です。
◆おそらく、誰しもが、「なぜ、生まれて来たのか?」「死んだら、どこに行くのか?」と一度は考えられた事があるかと思います。
ボクも同じでした。
ただそれは、7歳の時に、高熱に侵され、意識不明のような死んでいるのか生きているのか分からないような情況の下、真っ暗な堀ゴタツ(ボクの感覚では宇宙)の中で「もう死ぬのかな~!」と思った瞬間にやって来た問いでした。
真っ暗闇の中、宇宙の中で呼吸をしていました。息をする事が生きている証。
その宇宙の中で、ボクは上から下に向かって落ちて行くのです。しかし下がありません。一つの大きな瞳が全体を観ていました。それはボクの目なのか誰の目なのか分かりません。不思議な光景でした。
当時、なぜ高熱が出たのか分かりませんでした。
もちろん、わざとしたわけではありません。突然、起こったのです。
そのことでボクの人生は180°転換しました。
脳に何かが起きたようです。病院にも行きました。
何かは分かりませんでしたが、とにかく親が心配していました。
しかし、そのお陰で?人生への問い(=ゴール)が設定されたのだと、
今はよーく分かります。☆自分が選んで設定していた事も。
◆きつい事かもしれませんが、人生で起きることを、曲げずに真摯に受け止めれば、必ず、自分の行きべき道へと導かれることでしょう。お釈迦さまも全く同じでした。
☆自分に解けない事はやって来ないと知りました。それを自分が設定しているからです。
もしチャンスがおありなら、一読されたらいいですね。
「人間・釈迦」 著者:高橋信次 *「原説・般若心経」にもまとめられてあります。
一冊との出会いが、時には、すべてを変える事もあります。
また、今、必要な方向に向かわせてくれる事も。
うーたん@0@