8月・デモクラティクスクール国内研修の感想

☆ずっと自分探しをしていました。

 誰かに認められれば、自分を好きになれると思っていました。

 そこに「自分」はいませんでした。

 ないものを ずっと探し、好きになろうとしてきたのかもしれません。

 あの人は あんなことができてすごい(うらやましい)

 だってあの人にはお金があるから(だから自分はムリ)

 研修中に何度かお話したと思いますが、

 「ムリだと決めつけている」のも「人と比べて差別している」のも、
 「人をカテゴライズしている」のも みんな、自分でした。

 でもそのことに気づけたのは、ネガティヴな感情ではなかったように思います。

 なぜなら、「そこに確かに自分がいる」ことに気づけたから。

 いろいろなものを削って、はいで、そこにただ”わたし”がいるという感覚があります。

 それはコジマさんのお話もそうですし、まっくろの子どもたちが、自分をとおして伝えてくれたような気がします。

 私が知りたい!と思って発信していたエネルギーが、この空気のすべての人やものや生き物たちを通して、私に伝えてくれた、気づかせてくれた、そんな気が、今はします。

 わたしは しあわせにいきていく。

 この後、このすばらしいステキな空間から、新潟の実家へ帰ります。

 その場所も、すばらしい空間になるだろうと、今はわくわくした気持ちでいっぱいです。

 わたしは「川」が好きです。「わたしは川です。」

 大地をかけめぐり、人々の生活に密着し、人々の生活を潤す・・・

 そんな「川」の役割を、一生かけて果たしていきたい。

 「川」は、一本と一本があつまり、だんだんと大きく太く長くなっていきます。それが本当にわたしの生き方にぴったりだと思っています。

 その一つが、デモクラティックスクールをつくることだと感じています。

 「生きている」を感じたい。わたしも、まわりの人たちにも。わたしがわたしの人生を新しく生きていけば、まわりもそうなる、ひろがっていく。

 それを、今、こころから信じています。

 そう感じることができるようになったのも、「生きている空間」を体験できたからだと。

 すごく、一生の宝物になったし、これからの人生の出発点になりました。

 本当にありがとうございました。

                      E.K.(新潟)

 

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