予想を超えるテンカイの旅 in LADAKH (つづき)

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☆今回の旅で初めて出逢ったすごい団体がありました。運命的ともいえるキセキの展開を生みました。
 ※PAGIRというのは、Peope’s Action Group for Inclusion and Rightの略で、いわゆる、しょうがい者支援の現地NGOです。

 しかし、伺って話しをさせていただき感じたのは、ここは正に、”生のための学校”であり、みんなの広場(交流広場)だということ。

 ここを主宰しているのはメンバー全員。すべて、自分たちが生み出し、ネットワークも自分たち独自で構成されています。ここの代表イクバルーさんは、両手・両足がありません。

 彼のヴィジョンは世の中をよくしていこう!特に環境の改善、ラダックにおけるゴミ問題の解決。そして『起業』。

 環境問題をアートで解決するという発想を生み出しています。作品も、ラダックの文化をあしらったものが多くあります。

 ぜひ一度、「PAGIR」で検索してみて下さい。英文ですが、写真など見れます。

☆ユメが現実に!

 訪問中に、みなさんのユメをお聴きし撮影させていただいている最中、突然、絵を描かれる方に、ユメを絵にして下さい!とお願いしたら、

 すぐに紙と絵の具を出して来られ、その作業に取り掛かられました。そして、その絵に描かれてあるコトは、なんと我々の滞在中に現実の方向へと向かいました。

 その絵というのは、未来のパギール(PAGIR)の光景でした。その日、代表のイクバルさんは数日前ベッドから落ち、頭と足と手に怪我をして自宅におられました。

 帰り際に、電話があり、我々は予定外でしたが、イクバルさんの自宅を訪問しました。その際にお昼ご飯のお礼にと、ツアー参加者のお一人がカンパをされました。

 その額は、ラダックでは結構なもので、パギールのメンバーは、「これで250本の木が植えられます!」来年の5月に植林をします!と言われました。

 これであの絵にあった緑は少しカタチになります。おそらくこの勢いで、どんどんユメは現実化に向かいそうです。

 また、彼らは「さをり織り」にも強い関心を持たれ、日本にある器械を来年持参する話になりました。

 おそらく、さをりの持つ可能性と彼らの持つ可能性が融合し、素晴らしいスペースを創造していかれると観じます。

☆来年の旅は、教育・福祉・環境の3つの構成で実施することになりそうです。

 懐かしい未来の地球への橋は、確実に架かっています。

 あとは、誰がそれを渡るかです!!!

 うーたん8@

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