デモクラティック・スクール海外研修の旅2009秋

あと2~3名まで参加していただけます。現在8名

◆この秋、デモクラティックの旅として”天職への階段”の第三回目を実施する予定です。

これは、デモクラティック・スクールでの研修を通して、自分の天職をより磨いていく事を主たる目的に実施するものです。

訪問先は:

・サドベリーバレー校(マサチュセッツ州)
・グラスルーツ校+コミュニティー(フロリダ州)
・セール校*公立のオルタナティヴ・スクール(フロリダ州)
・天職の村(フロリダ州)

期間:10月27日(出発)から11月9日(帰国)※予定です!

費用:¥333000+諸税金
    ※インビジョン・メンバー割引有り

*食費、ホテル(各自で泊まる場合)、入場料は実費

定員:7名  *あと5名まで。*行きます!と決心された方から順に。
    ※最低施行人数は3名

お願い:参加理由を日本語(または英語)で送って下さい。
    *メール、FAXどちらでも結構です。


コメント:今回は天職(自分の本業)を意識して行います。
     もちろん、インターン・プログラムがベースとなります。
     様々な方法でデモクラティック・スクール活性化を図っていける経験を積んでいただけたらと願っています。またスタッフや卒業生とのミーティング(交流会)も企画として考えています。そして基礎となる「コミュニティーの本質」についても、知識だけではなく、体感していただけると思います。
 自己の確立、学校の基礎(土台)の確立、そして学校の展望(ビジョン)をさらに広げていただければ嬉しい限りです。ボクも最善を尽くして事にあたらせていただきます。
どーかよろしくお願い致します。

連絡先:グローバル・ビジョン(079-442-1473)
      globalvision@0-000.net

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◆今後、サドベリーで研修を行う場合は、スタッフか研修生(ボクのプログラムを受けている人)を対象に受け入れ、実施することになりました。

◆サドベリーバレー・スクール(以下SVS)からのメールで、今後一切の訪問者を受け入れないとのことです。生徒たちの決定でだそうです。但し、ほんのわずか、特別に認められた人は、一日2時間(最大)だそうです。*基本は1時間のようです。


◆いつもそうですが、SVSとのやりとりはチャレンジです。
交渉力を磨かなくてはいけません。しっかりした理由があれば、結構受け入れてくれますが、個人的な感情(好き、興味)だけでは、訪問は難しいようです。しかも生徒たちのミティングに諮られています。そこにダニエルやミムジィーたちの存在は大きかったようです。

◆最初、1994年ごろから議題に上り、結構話し合われたようです。
ボクも、ダニエルから毎年言われ続けていましたが、その都度、研修の必要性を掲げてきました。しかし何かが変化し始めているようです。

◆今、アメリカには、おそらく30校以上のSVSタイプの学校が存在していると思います。そこへの訪問は、まだそんなに厳しくないと思います。
※今後、訪問される可能性はあるかもしれませんね。

◆ですので、今年の訪問(研修)は、どのようなカタチになるか未定です。
受け入れだけは、なんとか理解してもらえるように努力します。

◆行かれた方はわかるかもしれませんが、自由が完全に護られている空間は、滅多にありません。自由な”文化”と呼んでもいいと思います。
40年以上もかけて育ってきた”自由”です。

それ(自由の木)を簡単に、育てる事は出来ないと思います。
信じて(手を打って)待つ!
最善を尽くして待つ!

嵐の日、雨の日、曇りの日、晴れの日・・・

40年以上、もうそれの連続だったと思います。


※この”自由”と言う言葉も根本的には、読まれている方とは違うかもしれません。人によってそれぞれのイメージがありますから。

※ダニエルは、訪問する前に、ぜひ自分が語っている”教育”と言う意味を分かってきて欲しいと言っておられます。*天職への階段(DVD)に入っています。
@グローバル・ビジョンで販売中。

◆そういう流れの中、今回は本当に意味深い旅になるでしょうね!!


自分がそれに値すると思われる方は、参加意志と参加理由を提出して下さい。
メールでもFAXでも構いません。

※今のところは、彼らに打診してから決定となります。


グローバル・ビジョン:
           Eメール:globalvision0-000.net
           FAX:079-442-1473

昨年のツアーの感想

◆今回のサドベリーへの訪問は、今年2回目。
そして今回のメンバーは学校の設立を考えているという事前のコメントに、
ダニエルが本気で応えてくれたのだと実感しました。

◆ミムジィーも同様。無駄な時間は一切なし。すべての会話はとても意味深いものでした。ボクは今回、通訳のお子さんのお相手をしていて、どのインタビューにも殆ど参加していませんでした。

しかし、子ども達へのインタビューの最中にその部屋に入った時、もの凄い何かエネルギーを感じました。その時の一部は覚えています。そして最後に、ボクは「日本でこのような試みをする人にメッセージをお願いします!」と、そこに居た3人の生徒達にお願いしました。

その時のことも含めて、参加者のミクシィーからの抜粋になりますが、御覧下さい。

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~前略~

自分の人生を生き
魂の目的を達成するための道は
いくつかのアプローチがあると思うが


このサドベリーモデルは
間違いなくそのひとつだろうと思った。


だが

今日、生徒へのインタビューの中で言われた


「あなたたちが創るのはこのサドベリーをモデルにしているかもしれないが
サドベリーバレースクールではない。
子ども達が仕組みなどについて、なぜこうなのかと聞いた時に
サドベリーバレースクールがそうだからというのではなく、
これこれこういう理由があるからだと言ってほしい。
そしてそのことについてあなたはどう思うかと聞いてほしい」

ということ。

そして

ハンナの「人生の目的は」という問いに対する答え

「子ども達、そして孫たち」

ここは
ほんとうに

愛にあふれた
空間だった。


子どもが
一人の人間として


権利と自由を認められ
自ら責任を果たしている。


最高の空間だった。


ありがとう

サドベリーバレースクール。

昨年の感想2

◆先ほど、旅から無事に帰国しました。ハプニング続きの旅でしたが、なんとか予定通りに帰宅できました。今思うと、どのハプニングも物事がうまくいくようになっていたのだと思います。
特 に、最後のタラハッシー(フロリダ州)からの便が遅れ、次の飛行機に乗り遅れたことにより、すべての予定がズレたことは大きいです。そのことで、色んな気 づきや出会いがあり、おまけに重たい荷物を、関空から運ばなくてもよくなりました。ノースウエストの会社が運んでくださるとの事。おまけに特典付きのクー ポン券までいただきました。ありがたい!!

◆さて、旅の中身ですが、またまた今までとは違う貴重なものとなりました。
今回は、2 家族どちらもが2歳、5歳の子ども連れ、しかも通訳の方も2歳の子連れでした。そして最後に滑り込みセーフで参加された方も、非常にユニークな方でした。 本来は、デモクラティック・スクール設立に直接関係する人を対象にした旅ですが、彼女は「学校」ではなく、「場」を創りたいと参加されました。しかもその 場は、20代(確か25歳以上と言っておられたように記憶しています)のために開きたいと。そこにデモクラティックな手法を取り入れた学びの場を創設した いと。今までない新しい動機でした。

◆いつものようにサドベリーでは、ダニエル、ハンナ、ミムジィーへのインタビュー、そしてハンナ&子ども達へのインタビューをさせていただきました。

◆今回はダニエルがある一人の参加者へ、まるで個人授業のようなカタチから話をスタートさせました。それはまるで、ソクラテスが個人授業をしているかのようでした。
また昔、林竹二先生が授業で一人の子どもの意見を吟味している姿にも、どこか似ていました。もちろん、肉眼的には個人に向かって話しているように見えますが、それはみんなに発している”生きた言葉”でした。とてもとても熱く、情熱がほとばしっていました。

※彼女のミクシィー(aya@happychildren)に、今回の滞在記録?の感想が載っています。御覧下さい。
*彼女はその文章をアメリカで書き、ミクシィーに載せられました。まさにホット情報です!

ではほんの少し・・・

前略~

その後は
ダニエルさん、ハンナさん、ミムジーさんとの夕食会。

私が質問するより
ダニエルさんに聞かれました。

「今日はどんなだった?」

「本を読んで、ここにきて違いはあった?」

「みんなどのように学ぶと思う?」

「キャンパスの広さは予想より広い?狭い?」


ここで私は
「スタッフが見つからなかった」ことと
「予想より狭いなあと感じた。広いとスタッフが目が届かないか」
と言ったら・・・・。

「スタッフが目が届かないことが大事なんだよ。
いいかい、ここが重要なポイントだ」

と言われました。

そして

「どのようなときに安全が確保されて、どのようなときに
I safe と感じるか?」

とダニエルに突っ込まれました。

お~~~!!

まさに今回の旅の核心に
来た~~~~

「いいかい、どのように学ぶかと
安全はどのように得られるか、この二つが
わかったらこの学校はできるよ」

と言われました。


◆そして今回の子どものインタビューも凄かったです。

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