☆この言葉を漢字に当てはめますと、「粘菌」と言う字にもなります。
この粘菌の研究と言えば、南方熊楠が有名です。今回は、同じ日本人でイグ・ノーベル賞を受賞された、中垣俊之さんのことをお伝えしたいと思います。
なんと、中垣さん(公立はこだて未来大学の教授)は、この賞を2度も受賞されています。
この方のメッセージは「粘菌には問題解決能力がある」
人間と比べさせたらどうなるかを実験、そして実証されました。
一回目の受賞では、粘菌が迷路を解く研究で「認知科学賞」を。
粘菌を、餌の在る迷路の中に入れると見事、最短距離を結んだ。
今回は、粘菌が、実際の鉄道網より効率よいネットワークを作り出すことを発見され、その応用編。
関東地方の形をした容器内に駅に見立てた餌を置き、粘菌をはわせると、ネットワークが実際の鉄道より効果的な形に。
「脳も神経も無いけど情報処理能力があるんです。面白いでしょう。次は記憶とか迷いなどの心理的な能力をさぐってみたい」と。
☆人間、何かに集中、没頭すると、いろんな発見があるものです。
それは直接お金にはなりませんが、人類の気づきのためには大いに役立つようです。
人間と言う種(主ではなく)は、この地球と言う場で、本当に様々な種と共に暮らしています。
どの種が無くなっても、多大なる影響を(惑星)全体に及ぼすと思います。
粘菌、微生物たちは、直接目には見えませんが、日々、ものすごい働きをしてくれています。
彼らが居なければ、当然、我々は存在することさえできません。
今後、様々な方法で、人類は謙虚に他の種とも意識的に関係を結び、
彼らを尊重し、共にこの地球と言う”家(ハウス)”をリフォームしていくことになると思います。
元々備わっているものを壊さない!!
これは大原則でしょう。
うーたん@4@