ダニエルとの出会い④

◆ダニエルは、サドベリーバレーという有機的な地球の庭のガーディナーでもあります。

タマシイのガーディナー(世話をする人)です。有機的というのは”デモクラティック”と置き換えても構わないでしょう。

彼は、毎日、その庭で育つさまざまな植物のお世話をしています。出来るだけ自然な状態で。それを見守り、楽しみながら!

聖なる種が発芽し育っていけるように、環境を整えてもいます。親はその種にとって、最も厄介な存在に成り得る場合もあります。

時には、種を萎縮させたり、ふやふやにさせたり、萎えて枯らせてしまったりします。土から切り離してしまう親もいます。

ダニエルはそれが本当に残念で仕方がないと言っています。自分が毎日来ているのはその環境を整えるためだそうです。

おそらく彼は、給料をもらえなくてもSVSにやって来るでしょう。

庭のお世話はとても地道な作業です。目立たない仕事です。

しかし、それをしないと種も芽も、順調には育たない場合があります。子ども達が育っていくために必要な栄養(=自由)がしっかりと守られているかどうか。

それを見守るためにも、そこに居る必要があります。居るだけで循環していくからです。カタチとして、目には見えないかもしれませんが。

ダニエルにはすばらしい洞察力が身についています。

まるで千里眼のようでもあります。本当に何度も、何度も、それを体験させられました。

今回の訪問も、それを知っていたかのようでした。

彼は、もうそろそろ移行時期だと言っておられました。それが何を指すのかここでは控えますが、

何事も常に変化しつ続けています。唯一変わらないもの、それは「変化」です。

ダニエルと今生で出会えた事は、本当に貴重で膨大なエネルギー循環になっています。

ボクは、シンに教育の重要性を感じますが、ダニエルはこの「教育」という言葉自体、かなり慎重に扱っています。

なぜなら、世界が今のような状態になってしまったのは、国が実施している「教育」と呼ばれている行政のシステムが根っこにあると考えているからです。

デモクラティックという言葉は、一旦、国の「教育」から我々自身(=自由)を取り戻し、システム自体を学びの主体者が再創造すると言うコンセプトから生まれているのです。

ダニエルは自分の為すべき仕事を、日々、コツコツと続けてくれています。

自分を必要とする世界中の人たちのために!!

 

    うーたん@9@

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