2020年5月 のアーカイブ

機智のエネルギーの力

2020年5月12日 火曜日

☆人生を思いっきり愉しむ

 確固たる中心(軸)

 臨機応変に、すばやくハタラク、ウイット

 強靭なエスプリ

 頓智のハタラキ

 あらゆる問題を解決してゆく能力

 その力はワタシの中に

  ウータン

 

未来のエネルギーの力

2020年5月11日 月曜日

☆未来を観ながら

 現在と繋がってゆく

 時空を超えてハタラキ合う

 ワタシ(BE)の力

 BEより如々としてくるもの

 地球の営みとトモニ

 人類はハハなる地球を支え

 見えない存在たちのハタラキとトモニ

 豊かな未来を生きる

  ウータン

ポストコロナの時代にも響く 「世界でいちばん貧しい大統領」の言葉

2020年5月10日 日曜日

☆彡今この時期、ココロに響く大統領のメッセージ;

軍事独裁政権のもとで投獄されるムヒカ。しかし、彼の次のような言葉が続く。

「すべてはあの孤独な年月のおかげだ。あの敵意に満ちた過酷な環境がなかったら、今の私たちは存在しない。こんな言い方は酷かもしれないが、人は好事や成功よりも苦痛や逆境から多くを学ぶものだ。我々の闘いは続く」

「自然には心から感謝する。神のような存在だと感じている。この地球も、鉱物や水素を擁する宇宙も。だが私たちが触れられる命は限られている。私を満たす、愛すべき命はね」

「革新は時には害になる。例えば携帯電話にカメラを付けるというアイデア。おかげでいつも足止めを食わされる。撮影が終わるまで、ずっとその場でね。携帯電話は人の創造力を刺激し、色んな機能が付けられた。私も年を取り、前立腺に問題を抱えている。携帯電話にトイレを付けてほしい」

『大多数に選ばれた者は、上流階級のようにではなく、大多数の人たちと同じように暮らさなければいけない』

「人類に必要なのは、命を愛するための投資だ。全人類のためになる活動は山ほどある。パタゴニアを人が住めるようにする。アタカマ砂漠に木を植えて、世界一乾いた砂漠の気候を変える。それは人間にもできる。金を貯め込んだり、高価な車を生産したりする代わりに」

「文化が変わらなければ、真の変化は起こらない。かつて我々は信じていた。社会主義はすぐに訪れるだろうと。だが、時を経るにつれ、思っていたよりはるかに難しいと悟った。文化的な問題を改善することは、物質的な問題より重要だ。資本主義をオモチャにしている人間とそれ以外の人間がいる。私のようなそれ以外の者は、資本主義では解決しない別の道を積極的に探さねばと、できることを模索している」

@もちろん、この作品は新型コロナがこの世界に登場する前に撮られている。しかし、作品中で語られるムヒカの言葉は、ポスト・コロナの時代にも、実に有効なものとして、私たちには考えられるのではないだろうか。
@全世界にも及ぶ、新型コロナウイルスの感染拡大とともに、隆盛を究めていたグローバル経済にストップがかかり、世界は新しいフェイズに入ったとも言われる。そのなかで、ホセ・ムヒカの生き方や考え方は、大きなヒントを私たちに与えてくれる。特に、ムヒカの発言は、心に響く。


右:ホセ・ムヒカ大統領  
左:エミール・クストリッツァ監督(映画「世界でいちばん貧しい大統領 愛と闘争の男、ホセ・ムヒカ」の映画監督)

未知のエネルギーの力

2020年5月10日 日曜日

☆未知は確実に存在している

 確かな世界のハタラキ

 その確かな予感を内在するユニバーサル・ヒューマン

 ワタシタチはすでに知っている

 新しい世界の現れを

 まったく新しい組み合わせで

 そのやり方(方式)を再活性化するにつれ

  ウータン

覚醒のエネルギーの力

2020年5月9日 土曜日

☆今、深い睡眠から目覚めるトキ

 迷いから覚めて、自らを修正するトキ

 静かに、呼吸し

 宇宙を吹き出し、吸い入れる

 地球の鼓動とトモニ

 そのエネルギーを受け入れて

 本来のシンのわたしに還る

 ウータン

 

叡智のエネルギーの力

2020年5月8日 金曜日

☆人類の叡智を結集し

 本来の力を引き出し合う

 トキを待つ叡智のハタラキ

 トキを備える叡智のハタラキ

 在る(BE)という叡智の力

 シン・エネルギーとトモニ

 新たなポイントに到達するワタシタチ

  ウータン

コロナ禍の次に世界を襲う存在たち

2020年5月7日 木曜日

人類に重要なお知らせ;

アラビア半島・アフリカ・西アジアで「サバクトビバッタの大発生」という新たな危機が生じている。おびただしいバッタが大地や空、田畑を埋め尽くし、農作物や牧草などすべてを食べ尽くす「蝗害(こうがい)」だ。巨大な群れ(スワーム)は、東京ドーム386個分に1120億匹。その密度は「4畳半に4万超」というすさまじさ。コロナ禍で貧困化した地域の食糧を食い尽くし、世界飢餓を引き起こす恐れがある──。

バッタの変化を司る「体内ホルモン」
生物が個体として持てる資源は限られているので、背筋や脚に使う資源を、翅を伸長させることに使うと考えられている。卵数と卵サイズの関係も同じである。こういった変化を司っているのが体内ホルモンである。
群生相は、飛翔に適した体つきとなり、いまいる場所の草を食べ尽くすと、大群となって別の緑の場所を見つけて飛翔する。群生相化したバッタでは、行動も変容する。みなが同じ方向に向かって行進するようになるのだ。「マーチング」と呼ばれるこの行動は、群れのなかでお互いに衝突して共食いしないために生じると考えられている。
このようにして、砂漠の各地に点在する草原で群生相化したバッタの集団が、緑のある新たな畑や草地に襲い掛かり、食べ尽くしては次の草原を目指し、ついには何億もの数となって、農地を次々と裸地にし、すでに新型コロナで貧困化した地域の食糧を根こそぎ奪っていくのだ。

繰り返される「バッタ防除」と「大発生」の謎
バッタの防除は、主に化学農薬に頼っている。だが、群生相の成虫が大群となって飛来するようになれば防除できなくなる。バッタのアウトブレークを防ぐには、バッタの集合化の兆候をモニタリングするしかない。
群生相化しそうなバッタの集団を見つけて、幼虫の段階で農薬を散布するのが有効だ。そのために、ローマに本部を置くFAO(国際連合食糧農業機関)には、バッタ対策チームが設置されている。彼らは人工衛星によるGIS(地理情報システム)を使ってバッタの発生をモニタリングし、アフリカや中東アジアの国々と連携して初期防除に努めている。
予算システムという視点で考えると、バッタの防除対策には課題がある。それは大発生が不規則なタイミングで繰り返し生じる点に集約される。いざ大発生が始まると、各国や国際機関は莫大な予算を投入し、防除や研究が進む。しかし発生が終わると、予算は削減されてしまう。この繰り返しなのだと、バッタ研究者たちは指摘する。

経済の維持は重要だが、人類の命を守る社会保障とのバランスをとることが持続的な社会システムにとってより大切である。

本当の「原因」は人間社会、かもしれない……
2019年に公表されたバッタ被害問題を扱った総説論文には、バッタの大発生は、人類の食糧だけでなく家畜飼料、つまりは食肉の確保にも大打撃を与えると警告している。そして生物多様性の喪失にもつながるだろう。
大発生の裏には、世界各地で起こっている農地を確保するための森林伐採も関与する。土壌流出による新たな草原の出現や、広大な面積に単一の作物を作付けするというモノカルチャー農業(単一作物大規模農業)の拡大も、バッタにとっては大発生を助長するのに好適な環境を人類が提供しているのだ。

FAOのサイトによると、2020年5月4日現在、サバクトビバッタは、西はケニア・エチオピア・ソマリア・エリトリア・スーダンまで、アラビア諸国ではイエメン・サウジアラビア・イラク・オマーン・UAEにその発生を拡散した。スワームはイラン南部からパキスタンへと広がり、東の最前線はパキスタン-インドの国境地帯である。そして春に繁殖したスワームは6月のあいだいくつもの波となって押し寄せるとFAOは予測する。

@目の前に現れる不都合な現象(人間にとって臭い匂い)に右往左往して、その場しのぎの対応で切り抜けていけば、
 いずれ疲れ果て、そのプロセスにおいて大切なものを失ってしまうことになるかもしれません。
 今こそ、自らの暮らしの在り様とその足元からの根治療法(自己調整)が求められているようです。

  ウータン

遊楽のエネルギーの力

2020年5月7日 木曜日

☆人生を大いに楽しむ

 人生の変化を味わいながら

 人生の変容をたのしむ

 どの人生も、わたしの貴重な時間

 わたしに与えられたすべての選択の中で

 最高の時間をクリエートする

 遊楽のハタラキとトモニ

  ウータン

融合のエネルギーの力

2020年5月6日 水曜日

☆異なるハタラキの存在が

 ヒトツに成って生きる

 そのプロセスを学び

 その方法が明らかになってゆく

 地球という生命フィールドで

 共生・共有を生み出す

 その融合のハタラキとトモニ

  ウータン

 

コロナウイルスに関して☆彡

2020年5月5日 火曜日

〇ヒトツの情報としてお知らせいたします;

【AFP=時事】起源がコウモリなのかセンザンコウなのかは、まだはっきり分からないが、一つだけ確かなことがある。それは、多くの命を奪い世界を混乱に陥れている新型コロナウイルスが動物界に由来することだ。

 新型コロナウイルスの人への感染を可能にしたのは人の活動に他ならない。専門家らは、このまま何も変わらなければ、今後もこの種のパンデミック(世界的な大流行)が発生するだろうと警告する。

 動物から人に伝染する感染症は「動物由来感染症(zoonosis)」と呼ばれる。ギリシャ語の動物(zoon)と病気(osis)に由来し、結核、狂犬病、トキソプラズマ症、マラリアなどもすべて動物由来感染症だ。
 国連環境計画(UNEP)によると、人の感染症の6割が動物由来だという。新興感染症に限れば、この割合は75%に上昇する。新興感染症としては、エボラ出血熱、エイズ(AIDS、後天性免疫不全症候群)、鳥インフルエンザ、ジカ熱、コロナウイルスの一種の重症急性呼吸器症候群(SARS)など多数が挙げられる。
 UNEPが2016年に発表した報告書によると「動物由来感染症の出現は、農業の集約化、人の定住、森林や他の動物生息地への侵入などの環境の変化やかく乱に関連する場合が多い」という。
 主要な懸念領域は、農地に転用するための森林伐採と集約的な畜産業だ。家畜は自然界の病原体と人との間の「橋渡し」となる場合が多い。また、畜産業界で抗生物質が広く使用されることにより、臨床現場で用いられる薬剤に対して病原体が耐性を持つことにもつながるのだ。
 さらには、都市化と生息環境の断片化によって生物種間のバランスが大きく乱され、また地球温暖化によって病気を媒介する動物が新たな生息地へと追いやられることも考えられる。

■氷山の一角で
 新型コロナウイルスは2019年、中国・武漢(Wuhan)にある生鮮市場で発生したと考えられている。
 コウモリに起源を持つ新型コロナウイルスが、センザンコウなどの別の哺乳動物を経由して人に伝えられた可能性があるというのが科学者らの見方だ。絶滅危惧種のセンザンコウは、肉やうろこがアジアの一部地域で非常に珍重されている。
 だが、その感染経路については、まだ正確には分かっていない。唯一確かなのは、人的活動がウイルスの移動を容易にしたことだ。
 国連(UN)の専門家組織、生物多様性および生態系サービスに関する政府間科学政策プラットフォーム(IPBES)のアン・ラリゴーデリ(Anne Larigauderie)事務局長は、「ウイルスなどの微生物がコウモリなどの脊椎動物の個体群から人に届くまでのプロセスは複雑だが、それを後押しするのは人間だ」と指摘する。

世界的に有名な英出身の霊長類学者、ジェーン・グドール(Jane Goodall)博士(86)は、新型コロナウイルスのパンデミックは人類が自然を無視し、動物を軽視したことに原因があると指摘している。
 アフリカで先駆的な研究──特にチンパンジーを対象にした研究──に取り組んだことで知られるグドール博士は、「これが発生するのは以前から予想されてきたことであり、人類が教訓を学ばない限り再び発生することになる」と警告する。
「人類が自然を無視し、地球を共有すべき動物たちを軽視した結果、パンデミックが発生した」
【翻訳編集】AFPBB News

@Patricia Moguel Viverosさん(森林農法提唱者)のFacebookのブログ(17時間前)ともかなり符合しています。
 興味ある方は、ぜひ、チェックされるといいです。

 毎日たくさんの情報を発振されていますので、文章の最初が「コロナウイルスの時に読んだ中で最高の記事、、、」を探されたらと思います。

  ウータン

流水のエネルギーの力

2020年5月5日 火曜日

☆洗い流す力

 さまざまな汚れを払拭し

 美しいココロで暮らす

 ただただ自然な記憶

 純粋至極の静かな地球の中心

 内なる囁きに従って

 シンセイなハタラキとトモニ

 地球でトモニ生きる

  ウータン

美のエネルギーの力

2020年5月4日 月曜日

☆内なる美

 その美の輝き

 その輝きを放つハタラキ

 ワタシの輝き

 チキュウの輝き

 イキイキとした星のパルス

 響き合う共存の美のハタラキ

 クリスタルなBEとのハーモニー

  ウータン

コロナが壊した「“そもそも限界”だった働き方」ウイルスと共生する未来 「不愉快な」現実、受け入れる時 ☆彡

2020年5月3日 日曜日

今日の記事(msnNEWS)から;

長期化が予測されている新型コロナウイルスの感染について評論家で著述家の真鍋厚さんは、そもそも「生物としての人間」の限界を超えていた働き方をはじめ、無理のあった社会と向き合わざるを得なくなったと指摘します。未知の病原体は「24時間・週7日フルタイム」というシステムを壊し、「自分たちとは関係ない」と切り捨てていた他国の人、環境問題も無視することができなくなりました。ウイルスとの共生が前提の「withコロナ」の時代について、真鍋さんにつづってもらいました。

「不愉快な」現実を受け入れる
新型コロナウイルス感染症のパンデミック(世界的流行)は、恐るべきことに今やわたしたちの日常風景の一部になりつつあります。

最近「アフターコロナ」「ポストコロナ」(コロナ後)という言葉で、この世界の変貌(へんぼう)ぶりと予測される未来像についての議論が始まっています。しかし、正確には国内外の多くの識者が指摘しているように、「withコロナ」(コロナとの共生)という言葉こそが真実に近いといえます。
今回のコロナ禍が長期化することが予想されているだけでなく、今後も繰り返し流行する可能性が高いといわれているからです。どうやらわたしたちは、好むと好まざるとにかかわらず、この未知のウイルスと付き合わざるを得ないようです。

そのような「不愉快な」現実をある種の諦めとともに受け入れるためには、わたしたちも地球上に存在するあまたの有機体の一つに過ぎない、という極めてマクロな生態系における人間の立場に気付く必要があります。

ヒマラヤ山脈の絶景という“副作用”
世界各国でロックダウンや経済活動の制限が進む中で、予期せぬ“副作用”がもたらされました。突然霧が晴れたように大気汚染が改善され、CO2(二酸化炭素)排出量が減少したのです。

自動車やトラック、バスなどが道路から姿を消し、工場も大規模商業施設もオフィスビルも稼働しなくなった結果、例えばインドでは200キロ離れたヒマラヤ山脈の絶景を拝めるほどになったといいます。
また、人がいなくなった都市で野生動物が闊歩(かっぽ)し始めました。イギリスでは100頭を超える野生ヤギが我が物顔で街中を周遊し、南アフリカではライオンの群れが路上を占拠して昼寝している様子が話題になりました。

大気汚染の死者は「10万人」
一方で、これまで積極的に取り組んでこなかった大気汚染の状況が、今回のコロナ禍に少なからず影を落としていることも分かりました。

米ハーバード大学の研究によると、PM2.5と呼ばれる微粒子状の大気汚染物質を長年吸い込んできた人は、新型コロナウイルス感染症による死亡率が大幅に高くなるというのです。
<「汚染された大気を吸ってきた人が新型コロナウイルス感染症にかかったら、ガソリンに火をつけるようなものです」と、論文の著者であるハーバード大学の生物統計学教授フランチェスカ・ドミニチ氏は言う。PM2.5は体の奥深くまで侵入して高血圧、心臓病、呼吸器障害、糖尿病を悪化させる。こうした既往症は新型コロナウイルス感染症を重症化させる。また、PM2.5は免疫系を弱体化させたり、肺や気道の炎症を引き起こしたりして、感染や重症化のリスクを高める。(コロナの死亡率、大気汚染で悪化と判明、研究/2020年4月11日/ナショナルジオグラフィック日本版サイト)>
このような健康上の被害の大きさが今回のパンデミックによって明らかになったのは皮肉な話です。そもそもわたしたちは大気汚染のリスクについて新興感染症ほどには深刻には考えて来なかったからです。
前出の記事でも、「大気汚染による米国の死者は毎年10万人を超える」ものの、「大気汚染の致死的な影響はほとんど議論されていない」と一蹴しています。
理由は明快です。誰もが現在の便利で快適な生活が続くことを望んでいるからです。しかし、それは「生物的な限界」を無視したグローバルな社会経済システムに支えられているのです。
簡潔にいえば、わたしたちは経済活動によって自身の生命活動を脅かす空気を吸い続けなければならないという人間の「生物としての側面」を完全に忘れていたわけです。

もともと無理な働き方だった社会
美術批評家のジョナサン・クレーリーは、そもそも無理な働き方を強いていたコロナ以前の社会について、「24時間・週7日フルタイム」で進行する「人間の身体性」を顧みない現代社会を「睡眠」という生理機能の抑圧という観点から暴きました。

「連続的な労働と消費のための24時間・週7日フルタイムの市場や地球規模のインフラストラクチャーは、すでにしばらく前から機能しているが、いまや人間主体は、いっそう徹底してそれらに適合するようにつくりかえられつつある」というのがクレーリーの現状認識です(『24/7:眠らない社会』岡田温司・石谷治寛訳、NTT出版)。
人間の「生物としての側面」を一切勘定に入れず、病んだり衰えたり死んだりしない「人工的な身体」、つまり「24時間・週7日フルタイム」に適合する身体こそがスタンダードになっているのです。
このような世界観から風邪の症状による発熱や、ストレス反応としてのうつなどを薬などを用いてコントロールして、生産性をできるだけフラットに保とうとする労働観も導かれます。
企業も個人も無意識のところでは、病原体などにペースを崩される「生物的な限界」を認めたくはないからです。それは、自分が事故や病気などで亡くなってしまう可死的な存在とは思えないというメンタリティ-とよく似ています。

開発原病としての感染症
仮にこの人間の「生物としての側面」を重視する方向へと転換していくのであれば、環境全体を視野に入れたマクロな生態系との関係を見直さなければならないでしょう。

霊長類学者のジェーン・グドールは最近、「われわれが自然を無視し、地球を共有すべき動物たちを軽視した結果、パンデミックが発生した。これは何年も前から予想されてきたことだ」と述べています。
<例えば、われわれが森を破壊すると、森にいるさまざまな種の動物が近接して生きていかざるを得なくなり、その結果、病気が動物から動物へと伝染する。そして、病気をうつされた動物が人間と密接に接触するようになり、人間に伝染する可能性が高まる。(コロナパンデミックの原因は「動物の軽視」 霊長類学者グドール氏/2020年4月12日/AFPBB News)>
大昔から感染症には、開発原病(開発が生態系を乱したことに起因する疾病)としての一面があります。
近年、そこに地球温暖化による気候変動も加わったことによって、新興感染症の発生が増加することが懸念されています。現在のパンデミックは恐らくその序章に過ぎないかもしれません。

奇跡だった移動の自由
とはいえ、わたしたちが依存してやまない、便利で快適だけれど「生物的な限界」を否定するシステムを、ひとまずスローダウン(減速)させたところで根本的な解決には程遠いのも事実です。

いつでもどこにでも自由に移動できること、いつでも好きなものを食べることができること、いつでも誰とでもコミュニケーションが図れること……ETC。このような日常が今や奇跡のように感じられるのは至極当然です。
かつて生きられていた世界とは、たとえ睡魔や疲労や不調があっても、薬による対処や体への無理を強いることで成り立たせることができた「ぜいたく品」だったからです。地球という生命圏の一部であり、かつ致死的な病原体の宿主にもなり得る、わたしたちの身の丈に合った新しい価値観、ライフスタイルの創出が不可欠なのです。

死を受容するユーモア
14世紀中盤、欧州の人口のおよそ3分の1を死に至らしめたペストは、ルネサンスの原動力となりました。コロナもわたしたちの生き方に再考を迫るだけでなく、災厄の克服に見合った世界像の構築を求めることは間違いありません。

キーワードとなるのは、死を受容するユーモアと、身体性を包含する共同性です。
ユーモアと一言で言ってもイタリアで賛否両論を呼んだコロナケーキのような表層的なものではありません。例えば、故人と楽しく笑い合うメキシコ最大の祭り「死者の日」など、生と死のサイクルを庶民レベルで積極的に肯定できる文化のことですが、場合によってはルネサンス的なものが現代に似つかわしい形で復興するかもしれません。

「関係ない」ではすまされない時代に
このような思考と関連して同様に重要なのが身体性です。

わたしたちは自分の身体を皮膚より内側と安易に認識しがちですが、皮膚より外側にある空気や水、食べ物を取り込まなければ生きることができません。これらの安全性が担保されるには膨大な環境リソースが必要となります。
身体は外部の環境とは無縁ではあり得ず、むしろ「身体の延長」とみなさなければなりません。それには言うまでもなく地球の裏側に住む人々や動植物までもが含まれています。
しかし、今回のパンデミックでは、他国の人々の身体を「自分たちとは関係ない」とする振る舞いが頻出し、まるでひとごとのようにスマホの画面をスクロールしていました。
コロナ禍において他者の身体を無視することは、かえって感染拡大を助長してしまい、回り回って自らに降りかかることにつながります。けれどもこの場合の他者は「人間」です。
それでは、グドールが指摘したすみかを追われたり、食べ物としての飼育であるブッシュミートにされたりする「動物たち」はどうでしょうか。彼らの身体もそうですが、彼らは尊重すべき他者と考えられているのでしょうか。他者を自己の「身体の延長」とみなすことが共同性の基盤となります。
「ウィズコロナ」は、いやが応でも生態系における人類の一挙手一投足が問われている転換点であり、わたしたちにとってはこれまでの世界に対する見方を変える重大局面になるでしょう。

成就のエネルギーの力

2020年5月3日 日曜日

☆ヒト(人類)として

 シンの願いが思い通りに叶い

 調和のとれた暮らしを成し遂げる

 自らを癒し、地球を癒す

 惑星・地球の子として

 ハハなるチキュウとトモニ

 変容のトキを達成してゆく

  ウータン

 

無我のエネルギーの力

2020年5月2日 土曜日

☆無心で在ること

 我意の無い心

 内なる限界を解き放ち

 サラナル、地球の成長に向かって

 覚醒してゆく

 最大のハタラキとトモニ、

 最高のワタシとトモニ

 自ずと現れ出でて

 人智圏を超えた自由を生きる

  ウータン

信頼のエネルギーの力

2020年5月1日 金曜日

☆自らを信頼し

 地球をシンライする

 その中心を持続するエネルギーが通り

 トワのハタラキとトモニ

 フタツのツバサで

 大空に羽ばたき

 美しいチキュウを抱く

  ウータン